(2) 省エネ住宅 断熱等級5

Point 1 高気密・高断熱 

フォルテは住宅金融支援機構のフラット35S(特に優良な住宅)金利Aタイプ(10年間金利を優遇) 断熱等性能等級5、1次エネルギー消費量等級6に適合する仕様で施工しています。壁・床・天井共に断熱性能の高い断熱材を使用しているだけでなく、防湿気密シートで気密性を高めています。 

床の断熱材は新素材 未使用古紙をリサイクルした環境にやさしく性能が高いフクフォームEco厚さは80mmです。もちろんスキマなく施工します。

Point 2 開口部断熱

フォルテの窓は、全てアルミ樹脂複合サッシを標準採用。主な居室の窓はLow-Eガラスです。玄関ドアにも断熱玄関ドアを採用しています。夏は日射を遮蔽したく、冬は日射を取り入れたい。ガラスには相反する要素が求められます。

夏だけを考えると遮熱タイプが良いのですが、年間のエネルギー消費は暖房期の方が多く、室内の熱を逃がしにくい断熱タイプがおすすめです。断熱タイプも夏季の日射は50%程度遮ってくれます。カーテンやブラインド、庇といった他のもので日射遮蔽は出来ますが遮熱タイプのガラスを使うと冬に日差しを取り入れる分が少なくなってしまいます。

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もともと気密性が良い2×4住宅の特徴を生かし、高気密・高断熱工事を施しているので、北風が吹き荒れる日でもスキマ風でスースーするような事はありません。
お日様の差し込む日中なら、暖房がいらないと感じることでしょう。エネルギーの節約につながります。

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窓からの日射熱で部屋の温度がグングン上がる夏。
高断熱Low-Eペアガラスで日射を4割ほどカットします。すると温度上昇が抑えられ、高気密・高断熱との相乗効果で省電力のエアコンで涼しく過ごせます。

窓を開けて風を通すのも良いですが、それでは太刀打ちできない猛暑日が多くなっているので、熱中症予防のためにもエアコンの需要は高まっています。省電力で冷えれば、家計にも優しいのです。

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死亡事故で交通事故より多いと言われるヒートショック。
原因の部屋間温度差が小さいので快適です。

ヒートショックとは、室温の急激な変化によって、血圧が急激に上昇・下降したり脈拍が早くなるなど体に及ぼす影響のことで、、これにより心筋梗塞や脳血管障害などが発生することがあります。

平成25年に新たな省エネ基準が設けられました。
住宅の高断熱化により省エネルギー性が高まることを説明しましたが、設備面での省エネ化も求められています。

エコハンドルにより 無駄な給湯を減らし ます。(標準装備)
高断熱浴槽(標準装備)
節水型トイレ (大)5リットルの節水型 (標準装備)
排熱を利用し、従来より10% 程度効率を高めた給湯機 エコジューズ(標準装備)
省電力の LED照明器具 (標準装備)

もちろん健康にも配慮

平成15年に改正建築基準法が施行され、シックハウス対策に一定の基準が設けられました。その1つにホルムアルデヒド等の放散が多い建材の使用制限があります。

建材等には放散量によりランク付けされています。
放射量多い  放射量少ない
F☆☆   ⇒ F☆☆☆☆☆
       【現在最高ランク】  

そしてもう1つが換気設備の設置です。

スッキリとしたデザインの給気口

換気設備は、メンテナンスの楽な第1種換気方式
LDKや各部屋には、花粉対応フィルターのついた給気口を設置し、トイレなどのサニタリーに設置したパイプファンでゆっくりと新鮮な空気に入れ替えます。
主な特徴
・設備が簡単なため。メンテナンスは主に給気口のフィルター掃除だけ。
・気密性が高い住宅で設計通りの性能が発揮される方式。
・万一の機械故障時でも比較的安価なパイプファンのため負担が少ない。