建て方は、土台を敷くところから始まります。土台の下に樹脂製の基礎パッキン(矢印)を設置します。このパッキンには通気孔がたくさんあいていて、床下の換気をします。(浴室や玄関土間部分などは気密パッキンを使います。)これにより基礎に換気用の風窓を設置する必要がなくなりました。ちなみにこの基礎パッキン部分ですが、外部側に水切りというものが取り付けられます。(下の写真)
当社では、基礎パッキンと防鼠水切りをセットで城東テクノ製にし、シロアリの10年保証をつけています。
土台は、防腐防蟻処理をし、乾燥させたものを使用しています。赤い矢印で刺しているものは、鋼製束というもので、高さの調整機能がついています。
土台が敷き終わると、断熱材を施工します。床の断熱材はフクフォームEcoという商品で、未使用の紙廃材を原料にしたものですが、断熱性が高く環境に配慮した優れものです。厚さは80mmです。これをていねいに敷き詰めます。そして最後に床の構造用合板(28mm)を張ります。
ツーバイフォー工法では、床は構造上重要な部分です。専用のボンドを塗布してCN75という釘で規定の間隔で釘留めします。構造用合板には実(さね)というでっぱりと実が入る溝があります。これで、より剛性が高くなり気密性もよくなります。合板の施工が終わったら、全体にシートをかけて養生し、1日目の工程が終了です。おつかれさまでした。
現場の風景
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