雨漏りはあってはならないことです。下地の段階からきちんと施工することが必要です。
これは、バルコニーの防水立ち上げ部分の写真です。サッシのふちをFRP防水でしっかりとくるんでいます。立ち上がり寸法は約30センチです。
また、バルコニーの床からサッシの下までは120mm以上の寸法を取ります。
そして万が一バルコニーの排水が詰まった場合に備えて、オーバーフロー管をつけてあります。これで安心。
右の写真は、外壁材を張る前の下地部分に換気扇のダクトを出してある様子です。下地の透湿シートに防水テープをしっかりとくるんでいます。外壁を張ると直接雨が当たらないので、このあたりは省略されてしまう事があるようです。しかし、万が一外壁の裏側に雨水が回ってもこれで安心。外壁を張った後は、もちろんコーキング処理をします。
電線が出るところも同様に防水テープを張ります。
雨漏りというと屋根を思い起こしますが、意外と壁のジョイントや、バルコニー廻り、サッシ付近などが危ないところです。もちろんきちんとした施工で防げます。以上安心施工の一例でした。
現場の風景
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